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テレビ東京取材、(追跡アイ
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体験談 2001年度
佐藤信之さん
スキューバーライセンスをとって
9月にスキューバーダイビングのオープンウォーター、コンピューターSP、ボートダイビングSPのライセンスを取ることができました。

頚椎損傷という怪我で車椅子生活になってしまっていろいろ不安がありましたが、今しかないと思いおもいきって始めることにしました。体温調節ができないので暑い夏から始めようということで、7月にオープンウォーターの学科を受け、合格を得て実習へと入りました。

ただ、普通だとプール実習を受け、それから海洋実習へと入るのですが、プールはどこも貸してもらえず、直接海洋実習へと入りました。最初は、車椅子に乗ったままスタッフやサポーターの人達にボディースーツを着せてもらい、そして一緒に器材をセッティングします。

セッティングは困難なのでしてもらうことが多いが、自分で出来ることはなるべくするようにしています。そして準備が整ったら、エントリーする場所に行きエントリーします。健常の頃には、泳ぎの方は結構得意だったのだがいざ入るとなると緊張し呼吸はしずらいし、バランスはとりにくく体が思うように行きませんでしたが、回を重ねるごとにその緊張も解消されていき、2回目からは呼吸もスムーズに出来るようになりました。

ただ腹筋背筋が効かないのでバランスをとるのはちょっと困難ですけど、コンピューターSP、ボートダイビングSPのライセンスを取ることが出来ました。車椅子になっても何でも出来ることを実感するとともに、挑戦するという前向きな姿勢を取る事が出来ました。
これからもスキューバーのライセンスを取ったようにいろんなことに挑戦しつつ、日本の海、世界の海へ潜りに行きたいと思います。

 

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